C言語で簡単なプログラムを作ります。

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第4回 変数4

第4回 変数4

今回も変数ですが、その前にプログラミングで比較的多く使用をする関数の使用方
法を説明しましょう。
初心者の方はかなり難しいので、逃げ出さないで目を通すだけでいいので最後まで読
んで見てくださいね。
前号では、関数とは{ から }まで仕事を行なうものであるといいました。
初めてC言語で関数という言葉を聞いた人は「中学生で習った関数ようなものかな?
」と思うかも知れません。
今回はあくまでも変数を理解する上で「関数を使う」と言うのが目的なので関数の詳
細はあえて無視をします。
知りたい方はC言語に関しての詳細に述べられている本がありますので参考にして下
さい。

それでは話しを戻します。
関数を使うには、まず、関数を作らなければいけません。それではmain()関数のよう
に{ から }までを記述して作るのかというと、そうではなく、あらかじめ用意され
た関数、すなわち、何処かに記述されている関数を使うのです。

ちょっと難しい説明に成りました。
さて、皆さんはもうC言語はお持ちでしょうか?VCをお持ちの方は説明をほとん
どなくすすめられるのですが、無い人はVC言語の
購入をお勧めします。

とにかく、次のプログラムを見てみましょう。

#include

main()
{
    printf("文字を表示しよう1");
}

これは文字を表示するプログラムです。
コンパイル・リンクして実行すると画面に「文字を表示しよう1」が表示されます。
VCではビルドすればOKです。エラーがなければ、実行ファイルが作業フォルダ内
に出現します。
このステップも更に後で詳細に説明をしましょう。今は関数を使うということが目的
なので。

先ほど述べた関数は上のコードには2つあります。1つはmain()関数でもう一つは
printf()関数です。
printf()関数はモニタに文字を表示する出力関数です。
何処に{ から }まであるのか考えてしまいます。それは、とても難しくなるので、
一行目に記述している#include の説明で述べたいと思います。
最初はprintf()関数は括弧内の”から”までの文字列を表示する仕事をするものだと
覚えてしまいましょう。
では、前回のコードの変数を表示させてみましょうか。

#include

main()
{
    int a;

    a = 10;
    printf( "文字を表示しよう%d\n", a );
}

実行すると

文字を表示しよう10

が表示されます。
これを見て疑問に思うのはprintf()関数内にある " から " までの内の %d や \n
それから , の後の a だと思います。
%d は変換文字、 \n は制御文字といいます。printf関数内ではこれらを使用して変
数の数値を文字にしたり、文字列を制御をします。
%d は int型の変数 a を表示する為に" " 内で記述し後からカンマ「,」で区切り、
変数 a を記述します。
誤って "文字を表示しょう a" と記述してしまうと実行した時、変数名のまま表示
されてしまいます。
\n は 文字列を改行します。

まとめると
printf()関数は任意の文字列を表示する関数
%d は変換文字 10進数の数値を文字に変換
\n は制御文字 文字列を制御

今回はC言語の変数を画面に表示する関数の使用方法を説明しました。
かなり難しい内容でしたのでまとめの3点だけは必ず覚えて下さい。
使えば使うほど高度な使い方も出来るようになります。
次回は変数同士の計算する方法を説明します。

それでは。


重要ワード
変換文字 制御文字

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